こばやし二胡教室 二胡・レッスン・制作

数字譜の下線の切れ目

Pocket

数字譜では、八分音符以下の音の長さを下線で表します。

1本なら八分音符、二重線なら十六分音符、といった感じ。

楽譜を見ていると、同じ八分音符が並んでいるのに切れ目があります。

これについて。

 

拍ごとにまとめる

これは、拍ごとに下線を切り分けるというルールがあります。

「今、何拍目のどこを演奏しているか」がわかりやすくなるためです。

 

同じ長さの音符が続くからといって、下線をつないでしまうととても読みにくい楽譜になります。

 

五線譜でも同じ

これは五線譜でも同じです。

五線譜では八分音符音符に旗が付きます。

同じ長さが連続する場合は旗をつなげていきますが、

拍をまたぐところはつながないですよね。

 

数字譜は特殊な楽譜ではありません。

五線譜と同じように、利便性を考えられた記譜法です。

似たルールもたくさんあります。

それぞれに得意不得意があるだけです。

 

重奏でも読みやすく

重奏であった場合、その拍の演奏で、

楽譜に書くと一番長くなってしまう部分にあわせて、

他の段もスペースを取ります。

 

これで、今どこを演奏しているのかが把握しやすく、

重奏の場合は各パートで、その時何が起こっているのかが

わかりやすくなります。

 

コメントは受け付けていません。

Pocket

CD、楽譜、カラオケ音源、グッズ等…

こばやし二胡教室SHOP こばやし二胡教室SHOP arrow_right
PAGE TOP