ビスポーク二胡用松脂レビュー
高級松脂を購入しました!
目次
レザーウッドビスポーク
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オーストラリアで松脂の製造を行っている会社で、
バイオリンやチェロなどの松脂が好評を得ているという話はよく耳にしました。
二胡に使っても良い!とは聞くものの、1万円程度となかなかの高額…
ホームページを覗いてみると、「二胡用のブレンド」がある!ということで、思い切って購入してみました。
ビスポークの二胡用松脂を購入しました。
外観
革で包まれていて、とてもおしゃれ…
このような状態でした。包み紙を取り去り使用します。
木枠には刻印を入れるサービスがありました。ここまで来たらと、追加料金を払って名前を入れてもらいました。
この松脂を使い切っても、別の松脂を溶かして流し込んで使おうっと…
使いやすさ
革のカバーと木枠についてですが、
使いやすいかといわれると、ちょっと微妙かも。
木枠で囲まれた松脂部分が少し細くて、ゆるい二胡弓に塗るには、
毛がちょっとはみ出たりします。
また、二胡では弓の毛全面に松脂を塗るため、
塗っているときに指を入れ替えて松脂を支えたりするものですが、
細長い松脂はちょっと滑る…初回から落としそうになってドキリとしました。
とはいえ、慣れの問題の範囲かと思います。
木枠に入っていることで、落とした時に割れにくい…
とかがあると嬉しいですが。
弾き心地
肝心の弾き心地ですが、
さすがに不満なしです。
弾いているときの手ごたえに、松脂の「粒」感があるものですが、
これは粒を感じないのに、しっかりこすっている手ごたえがあります。
特に高音部で滑らか!
弱い音も、奥から湧き出てくるように不安なく弾けます。
気持ちよいです。
楽に音が出るようで、つい今までの弾き方では力の入れ過ぎだったと感じてしまうほど。
さすがに上質です。
とはいえ、「これでないと演奏できない」というものでもないです。
自分としては、普段の練習では別の松脂を使って、本番前にビスポークに切り替えて使ってみようと思います。
噂通りの上質な松脂でした!
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