二胡の糸巻
やー!週一Youtube生放送、
夜の二胡教室2023年7月11日の要点まとめです。
「糸巻」の扱い方について。
棹と糸巻の合いを感じて絞める
調弦が合わない、すぐに狂う、弦が外れるなど、二胡をはじめたてのころはいろいろなトラブルが起こる糸巻。
機械式のものにすればこういったトラブルは起きなくなる…と思いがちですが、実際には機械式糸巻の二胡はあまりみられません。
木軸の糸巻は、慣れてさえしまえばこういったトラブルは起こらないし、機械式の糸巻よりも音色面でも操作面でも安全面でも有利であると考えられています。
楽器と演奏者の関係は、ペットやパートナー、相棒ポケモンのようなものだと考えています。
一緒に音楽の、人生の旅をして、一緒に音楽を奏でる。でも言葉で気持ちを通わせることはできない。
楽器は道具ですが、生き物のようなものです。楽器にも都合があり、機嫌があります。
そこに寄り添っていこうとする気持ちが大切だと考えます。
木軸糸巻による調弦が上手くいかない人に必要なのは、テクニックではなく、楽器の声を聴く姿勢と時間ではないかと思います。
小林のやっている糸巻のか使い方やチョークによるメンテナンスの話は動画内でおこなっていますが、
自分と楽器は対等で、一緒に音楽するんだという気持ちをもって、楽器と音楽している時間を楽しんでもらえたらと思います。
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