ビブラートの極意は
やーー!週一Youtube生放送、
夜の二胡教室2023年6月13日の要点まとめです。
ビブラートの練習で意識してほしい点を。
やり方はなんでもいい
ビブラートのやり方そのものは、いろいろな方法が見聞きされます。
人それぞれ千差万別、どれが一番いいのやら…と悩んでしまうところですが、
正直、やり方はどれでもいいと思います。
洗練されてしまえば、やり方の違いは個性の範疇。
どんなやり方が正しいのか…?と考えるよりは、
どのやり方でもいいから、音の揺れを整える、あばれない練習を積むべきです。
波に秩序を
ビブラートは音を揺らすこと。
その揺れが整っていること、ルール、秩序が見えることが大事だと思います。
力でぶっかけるようなビブラートをかけてしまうと、波が暴れてしまいます。
それがやっぱり美しく聞こえない。
ビブラートのリズム練習をして、いろいろな速さと深さでかけられるように練習したいです。
楽曲に対しても、1音1音に対してどんなビブラートをかけるのか、かけないのか。隅々までしっかりデザインできるようにしたいものです。
ビブラートの終わり方を練習
ビブラートをどうやって始めるか、は意識しやすいですが、終わりはどうでしょう。
やり方によっていろいろですが、手の状況を変化させて音を揺らしています。
今の音を終えて、次の音へ移るときは、揺れていた手がニュートラルに戻るときです。
安定した演奏のために、手のフォームはできるだけ変えたくない。
ビブラートの動作で変更した手が、ニュートラルに戻ったときに、次の動作へ移れるような癖を手につけるように練習しましょう。
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